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建設コンサルタントに転職応募を考えている方が知りたい業界裏事情5選

建設コンサルタント■建設コンサルタントのブラック度
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ブログを1年ほど続けていると、建設コンサルタントへの転職に興味があって、業界の実情を詳しく知りたい方や、現役で建設コンサルタントに務めているけどもう辞めたい!といった方からコメントや質問をいただくようになります。

寄せられたコメントの中でダントツに多いのが、”勤務時間の拘束が長い!”、つまり残業が多くてもう会社を辞めたい!といった内容です。

質問内容のほとんどは私も経験したことがあるものですし、私もそれに悩んでいたからこそ3回も転職したんだよなぁ・・・って感じです。(笑)

今回のお題は、”建設コンサルタントの実情何たるか!”を、寄せられたコメントの中で興味深い質問をピックアップして、数十年勤めている私なりの経験から掘り下げて回答したいと思います。

建設コンサルタントはブラックに近いグレーに間違いはない!

現在、国土交通省に登録されている建設コンサルタントは約4,000社ほどありますが、未登録の下請け会社やSOHO、フリーランスを入れたら、この業界を取り巻く就業人口もそれなりの規模です。

どうしてそんなに多いの?って話ですが、もともとこういった建設関係の仕事は、景気を回復させるための”雇用を生む業種!”として位置付けられているからでしょうね。

就業人口の多さは、食いっパグれのない業種だからです。

その証拠に、転職サイトや転職エージェントの求人広告を一度見てください。今だに多くの建設コンサルタントの求人が途切れることなく載っています。

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それにこの業界は”地図に残る仕事!”なわけですから、私含め、業界のやっていることに魅力を感じる方もそれなりに多いのだと思います。

設計計画から始まり、段階を踏んで最終的な設計図を作り上げ、工事施工業者に設計図書を引き渡す、言わば工事に入る前までの上流側の仕事が、もの造りにおける建設コンサルタントの立ち位置です。

建設コンサルタントの業務は、国や地方公共団体などから発注される設計業務を自社で設計して、工事施工会社に引き渡すまでの上流側の設計サービス業!

こういう風に書くと就活生や転職希望者が一瞬憧れを持ちそうな業界ですが、ただ年間を通じて実情を話せば、建設コンサルタントは傍から見るとやるとでは大違いで、限りなくブラックに近いグレーであることには間違いありません。

建設業界全般がこういった傾向にあって、これは今も昔と何ひとつ変わってはいません。

建設コンサルタントに入社した新入社員は必ずジンクスに陥る!

これはちょっとした笑い話ですが、4月に新卒で入社した新入社員には、必ず入社半年後の9月以降に一瞬挫折を味わったり、業界に疑問を持つジンクスに陥ります。(笑)

慎一郎
慎一郎

建設コンサルタントは4月から8月まではある程度暇。ただ9月から翌年3月までは半殺し状態になります。(笑)

”8月まではある程度暇!”の、暇のレベルが分からない?

これ建設コンサルタントの特徴ですが、国家予算と設計工期(年度末に集中)の関係で、年度明けの4月から8月までの5か月間はそんなに忙しいわけではありません。

この時期は役所から公示される業務受注に専念する時期ですから、言わばまだ業務開始のスタート段階にいるから暇なんです。

なので私の会社の新入社員や若手社員も、この時期の残業は月30時間前後です。

ただ笑っていられるのもせいぜい8月いっぱいまで。

新入社員の使用期間が明けて、いざ本格的な実務に入る9月になると、もう”半殺しされる次期!”に入っているわけで、徐々に残業が増え始めます。

12月なんてまず残業が半端なく多くて、友人とも飲みにも行けないしデートもできない。ヘタすると”泊まり覚悟で仕事する!”なんてそんなに珍しいものではありません。

まー1月から3月までは毎日終電!、”休日はほとんどない!”と思っていた方が良いです。

残業過多

この過酷な労働条件(言い過ぎです)に、”これほどとは思わなかった”・・・ここで新入社員は拘束時間に対する挫折感を味わうジンクスに陥るわけです。(笑)

工事費が数億円も掛かる橋や道路などの設計図を作り上げるのが仕事ですから、これをノー残業で作れるほど、建設コンサルタントの仕事は甘くはない!ということです。

ざーと一番多かった質問やコメントの”勤務時間の拘束が長い!”についての実情をお話ししましたが、まー建設コンサルタントって元請け会社ならどこも同じようなものです。

逆に拘束時間だけを考えれば、下請け会社の方が楽かも知れません。

建設コンサルタントに転職したい方と辞めたい方の質問5選!

さて、寄せられた質問とコメントですが、以下のような質問が多いので、この質問に対し、私なりの答えを書いていこうと思います。

質問1:建設コンサルタントに転職するのに資格は必要か!

これは別業界に勤めている方からの質問ですが、結論から言えば、資格はなくても採用してくれる会社はあります。

ただ転職サイトや転職エージェントの募集要項を見ると、”〇〇資格保有者優遇!”という会社は多いです。

ただ、”1から技術者を育てる!”といった会社も募集しているので、正直、これは応募してみなければ分かりません。

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少し話が逸れますが、公共事業の設計をするには資格は必要ありません。誰でも設計することは問題なく行えます。

慎一郎
慎一郎

例えば橋の設計をしたいなら、設計自体は誰がやっても問題はありませんし、”この資格を持った人でないと設計行為はできない!”という資格での縛りはないからです。

1級建築士が資格のない社員に建物を設計させて、それを照査して自分(1級建築士)の名前で建築申請をするようなものです。

この業界も同じで、資格は公共事業の設計業務を統括管理するときに必要なだけです。

ただ転職に資格を必要としないことと、資格なしで転職できることとは違いますよね。

そういった意味では、MOSのような資格でも無いよりはあった方が良いです。評価基準にそれが含まれるはずですから。

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質問2:建設コンサルタント転職に優遇される資格は何か!

この質問はゼネコンに勤めている方からの質問ですが、建設コンサルタントの業務を遂行するに必要な資格はけっこうあります。

ただこれは会社にもよりますが、設計を主体としている会社もあれば、施工管理を主な業務にしている会社もあります。それに測量設計会社のように測量をメインとして動いている会社もあります。

その中で何点か、”まだあれば良い!という資格”を挙げてみます。

建設コンサルタント転職に”最低限あれば良い資格!”はこんなもの

  • 1級土木施工管理技士
  • RCCM
  • 測量士

上記で挙げた3つの資格以外にもこの業界にはいろいろと資格があります。

例えば地盤を調査する地質調査技師とか、コンクリート主任技師とかもそのひとつです。

ただ建設コンサルタントの業務に密接な関係がある、”無いよりまだあれば良い!”という資格はこの3つです。

が、がですが、この3つの資格は無いよりはマシ!というレベルの資格であって、この資格だけで転職しようとしても、大手企業であれば、まずこの資格だけで採用されることはほとんどありません

1級土木施工管理技士は、工事会社で業務の主任技術者になるための資格ですが、建設コンサルタントの仕事でも、役所に出向して工事を管理する「施工管理業務」を行うには必要な資格です。

RCCMは設計業務の管理技術者になれる資格で、測量士は測量業務で主任技術者になれる資格です。

とは言っても、建設コンサルタントの業界では、”1級土木施工管理技士はお持ちですか?”と聞かれれば、”はい持っています!”と答えるレベルの資格ですし、測量士も同じようなもので、名刺に書くほどの資格ではありません

RCCMの資格保有者はこの業界では溢れ返っていますから、”まだ無いよりはマシ!”というレベルの資格です。

測量士の資格は、建設コンサルタントではなく、測量設計会社に転職するならあった方が良いですね。測量士補から始めれば数年で測量士に合格できるはずです。

ただこの3つの資格取得には必要経験年数が受験要綱に入っていますから、今すぐに取れる!という資格ではありません。

建設コンサルタントに転職できる確率が高い資格はこんなもの

  • 技術士(建設部門、総合監理部門)
  • 1級建築士

上で挙げた2つの資格は、ある意味、建設コンサルタントにはなくてはならない資格で、資格保有者はかなりの確率で中途採用されます。

もしこの資格を保有していて建設コンサルタントに入社したいのでしたら、転職エージェント経由の方が採用される確率が高いと思います。

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私も技術士の資格があったので、転職エージェント経由で40歳ギリで今の会社に管理職採用されていますから。

技術士は会社の受注業務の総責任者である技術管理者になれる資格であり、かつ設計業務の管理技術者になれる資格です。

建設コンサルタント会社を営むには、まず最初に建設コンサルタント登録をする必要がありますが、社員にこの技術士資格保有者がいないと、国交省へ申請する建設コンサルタント登録もできません。

なので技術士がいないと、公共事業の設計業務の受注はできないわけです。

1級建築士はまーまー必要です。

私の会社でもそうですが、大手建設コンサルタントの多くは建築事務所を併設していますので、建築登録する際に1級建築士が必要になります。

バリアフリー化の設計や、エレベーター設置工事の設計にこの資格保有を義務付けている役所もありますからね。

なので私の会社でも技術士と1級建築士はゴロゴロいますよ。

質問3:文系卒でも建設コンサルタントの技術者として採用してもらえるのか!

これは年齢が若ければ準大手企業でも採用してくれる可能性がありますが、中途採用は経験と技術スキルがものを言うので、無資格で年齢を重ねての転職はかなりむずかしい転職になると思います。

ただ文系でも資格が取れる「宅地建物取引士」などの資格保有者であれば、技術者として転職することも可能かと思います。

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質問とはズレますが、営業経験さえあれば建設コンサルタントの営業職にはなれると思いますよ。

私の会社(事業部)では、営業職なら簡単に転職できそうな感じです。

彼らには技術職のような資格を持っている人間は少ないですから、そういった意味では資格よりも営業経験が優先されると思います。

質問4:建設コンサルタントの残業時間!どこの会社でも忙しいのか!

はい!忙しいです。(笑)

設計会社を3回転職し、4社経験している私が思うには、”半年間は死ぬほど忙しい!”と思います。

言い換えると、”忙しくない会社は潰れる!”ということでしょうかね。

ただ年がら年中忙しいわけではありません。夏場の残業は月30時間程度で、冬場は月100時間・・・は行くでしょうね。特に3月のこの残業時間は、ほぼ確定事項です。

前項で挙げたように、建設コンサルタントの閑散期は4月から8月までで、繁忙期は9月から翌年3月までです。

業界トップの会社では年がら年中忙しいって話を聞きますが、少なくとも私が勤めている準大手の建設コンサルタントでは、毎年こういった感じで流れていきます。

まー年明け3月が終わるまで”休日がほとんどない!”というのは、どこの建設コンサルタントも同じようなものです。

ただ下請け会社は、ある程度の業務をこなせば、”後は無理せず受注する!”といった方針の会社もあるので、給料面では変わるでしょうが、時間的には下請け企業の方がまだ優遇されていると思います。

その証拠に、私が使っている下請け企業の残業時間は、私の比ではなくかなり少ないです。

大手元請け企業は1人で常時10本以上業務を抱えていますからね。そりゃー首も回らなくなります。

質問5:建設会社や材料メーカーから建設コンサルタントへの転職について!

これは実際に私の会社でも中途採用での採用率は高いです。

大手材料メーカーって、ただ自社製品を売っているだけに思えますが、彼らも私らと同様に自社製品を設計をして製品として作り上げて、建設会社や建設コンサルタントに営業を掛けていますから、やっている内容は同じです。

これは経験や年齢にもよりますが、建設会社や建設メーカーから中途採用で応募される方は、ある意味、技術スキルが確立されています。

もし採用されたとなると、建設会社から採用された方は、橋梁点検業務や施工管理業務、若しくは設計部署が担当になると思います。

大手材料メーカーから採用された方は、設計部署に配属!という形での採用が今まで一番多いです。

もしかすると資格うんぬんは置いておいて、持っている技術スキルだけで技術職に採用される可能性が高いと思います。

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建設コンサルタントの業界裏事情5選(まとめ)

建設コンサルタントの業界は、けっこう人の出入りが激しいのではないか!と思います。

それはやはり”残業時間の多さ!”が大きく関係していると思います。

ただどうでしょう・・・忙しい半年間を堪えれば良いだけだと思いますし、その忙しさをライフサイクルのように考えれば、そんなに苦にはならないような気がします。

最初は忙しいと感じますが、そのうち体や脳みそが慣れるんでしょうね。そんなに苦には感じられないようになります。(笑)

私が思うに建設コンサルタントの魅力は、やはり”地図に残る仕事!”という点です。

なので建設コンサルタントに勤めている方が、自分の中で”やりがい>残業時間の拘束”の構図が崩れたら、もう別の業界への転職でもかまわないと思います。

逆にその残業時間も自分を育てる時間と考えて、”それも魅力のひとつ!”と思えるなら、別業界から建設コンサルタントへ転職しても良いと思います。

最後になりますが、建設コンサルタントの年収は、同世代の文系企業の年収よりもたぶん多いと思います。(たぶんです)

まー管理職で36協定から外れていて、残業代が付かない私でも世間と同程度の年収は頂いていますからね。

でも仕事の拘束時間は長いです。私には設計業務以外の中途採用担当者としての業務もありますからね。(笑)

§:この記事を書いた人!
shinichiro・著者・職業:慎一郎 40代現役理系技術エンジニア @shinichiro_tw
・業種経歴:不動産・インフラ系総合開発コンサルタント会社等
・転職回数3回:5年、8年、5年勤務した後、現在4社目理系企業へ!
本業の設計計画業務を行う傍ら、全然関係のない中途採用応募者の書類審査と面接を担当。このブログで中途採用現場の裏事情と転職にタメになる記事を執筆中です。

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