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若年フリーターから高齢フリーターへ|その現実末路と5つのデメリット!

フリーター転職・フリーター|ニートからの転職
この記事は約14分で読めます。

先日、とある企業主催の「新卒・中途採用カリキュラム」に参加してきましたが、そのカリキュラムの中で語られていたのが「フリーター」の話題です。

以前このブログで、新卒・既卒者の約3割が4年目に何らかの理由で”退職している!”という話をしていますが、この3割のうち、別の会社に転職できた方の割合は約8割で、残りの2割はフリーターへの道を選んでいるそうです。

2018年の総務省-労働力調査によれば、全雇用者数のうち正規雇用が62%、非正規雇用が38%となっていて、非正規雇用者のうちフリーター世代(15~34歳)だけで見ると、実に10人に7人がパート・アルバイト生活をしているそうです。

フリーターになるならないも理由があっての話ですが、忘れてはいけないのが、フリーターにはどうしても”先々の生活の安定と将来性!”というものが絡んできます。

今回のお題は、「新卒・中途採用カリキュラム」で感じた”一時的でもフリーターになることをお勧めできない5つの理由!”についての話です。

フリーターのリスクと怖さは誰でも知っている!それでも年々増えているその現実

頭ごなしに”フリーターはリスク高すぎ!”と言い切るのも何ですが、今回の記事は結果的にそういった結論となっています。

まずは今の世の中!”どれだけの方がフリーターで働いているか!”についてお話します。

”フリーターはリスク高すぎ!”というのはあながち間違っているわけではありませんし、なぜそうなのかは、指標となる「総務省-労働力調査」の年齢階級別非正規の職員・従業員数の内訳を見れば分かります。

フリーター世代の10人に7人がパート・アルバイトという現実

下のデータは2018年の調査結果をまとめたもので、非正規雇用者全体(2,120万人)を対象とし、それを年齢別、性別に分けたものです。

非正規雇用内訳

このデータを細分化し、フリーターと呼ばれる15歳~34歳までの男女非正規雇用者を抽出すると以下のとおりになります。

<2018年非正規雇用統計!>

  • 非正規雇用者(15歳~34歳):537万人(男性210万人、女性327万人)
  • 15歳~24歳:273万人(男性127万人、女性146万人)
  • 25歳~34歳:264万人(男性83万人、女性181万人)

うち、就業形態は以下のとおりとなっています。

  • パート・アルバイト(15歳~34歳): 400万人(男性 151万人、女性249万人)
  • 15歳~24歳:237万人(男性 111万人、女性126万人)
  • 25歳~34歳:163万人(男性40万人、女性123万人)

出展:「総務省-労働力調査」

すべてにおいて男性より女性の方が圧倒的に多いですが、これは女性の中にはもうすでに結婚して子供もいて、”非正規雇用(パート・アルバイト)の方が動きやすい!”という方がかなりの比率で入っているだけです。

それでもこの結果を見ると、非正規雇用者数は全雇用者数の38%!実に10人に対し4人が契約社員・派遣、パート・アルバイトなどの非正規雇用ということになります。

2018年の全雇用者数が5,596万人に対して正規雇用者数が3,476万人、非正規雇用数が2,120万人ですから、雇用人口から見れば約38%、10人に4人が契約社員、派遣、パート・アルバイトなどの非正規雇用ということになります。

それをフリーター世代に置き換えると、非正規雇用者の約10人に3人が契約社員、派遣などに勤め、7人がパート・アルバイト生活を送っていることになります。

この非正規雇用者は前年と比べ84万人増えており、ことパート・アルバイト人口も76万人増えています。

それをまた15歳~24歳のパート・アルバイトだけで見ると、その半数を占める31万人となっています。

終身雇用崩壊が叫ばれているなか、正社員にとっても”解雇・無職!”というリスクが取り出たされていますが、この増減数字はそんなに大きく変わるものでもなく、今後もフリーター人口が増えることは間違いなさそうです。

その中で目に止まったのが最近の学生の動向です。

やはり新卒学生はフリーターになるリスクと怖さを知っている!

フリーター人口

上のグラフは「文部科学省-平成30年度学校基本調査について」の抜粋ですが、フリーター・ニート人口が年々減少していますよね。

2003年はバブル崩壊、2010年はリーマンショックで一時的にフリーター・ニートは増えています。

この8.6%の内訳は、大学卒業者約56万人の中で、一時的な仕事に就いた者:8,684人 (1.5%) 、進学も就職もしていない者:39,854人(7.1%)となっています。

この現象は今の有効求人倍率1.6という数字もありますが、何より学生がフリーターになる”リスクと怖さ!”を知っていて、とにかく正社員になることを優先させている現われです。

ただ現実を考えると、新卒・既卒者の約3割が4年目に何らかの理由で退職しているわけですから、”リスクと怖さ!”を知っていながらフリーターになっている点で矛盾が生じますよね。

一部の方でしょうが、それだけ新卒4年目には会社を辞めたくなる理由が詰まっているわけです。

フリーターはやりたくてやっているわけではない!

こんな話を「新卒・中途採用カリキュラム」で聞かされましたが、まーこんな数字をごちゃごちゃ並べられても、意味は分かりますが、肝心の解決方法については何も語られませんでしたね。

フリーターをやっている方の多くは、やりたくてやっているわけではありませんし、誰しもフリーターから卒業して自分の将来のために”何とかしたい!”と思っているはずです。

これを解決するには、とりあえず今の生活から脱却し転職活動に専念することです。
時をおけばそれだけ転職がむずかしくなりますし、選べる会社も少なくなります。

悪いことは言いません。まずは1日でも早くフリーターから卒業することです。

一時的でもフリーターになることをお勧めできない5つの理由

フリーターはいずれ”ぬるま湯”から抜け出せなくなる!

フリーターを始めて最初に思うことは、”勤務日、勤務時間を自由に選べる!”ということだと思います。

私も会社の仕事に左右されず、社内フリーランスやSOHOをやっていましたから、この自由さは良く分かります。

社内フリーランスとSOHO

私の場合、2つの就業形式で9月から翌年4月までの8ヶ月間で1年分の生活費を稼いだあと、残り5月から8月の4ヶ月間に温泉に出掛けたり、大好きなバイクツーリングを連日して遊び呆けていましたからね。

慎一郎
慎一郎

遊び尽くした5月から8月までの4ヶ月間って、まさに1年で一番良い季節です。

フリーランスとSOHOでの生活は、今まで満足に休めなかった会社生活からの反動が大きくて、”自由ってすばらしい!”・・・これが私が最初に思った感想です。

これを一回味わうと止められなくなるのも当然のことで、私も完全にこの”ぬるま湯”にどっぷり浸かったタイプです。(笑)

”我が家は○○○万円あれば普通の生活ができる!”と猛反対の嫁を説得し、実際にその金額を稼ぎ出してドヤ顔で給料を渡して、それを良いことにどっぷりとぬるま湯に浸かっていたわけです。

そのぬるま湯には”仕事受注と収入”という不安要素もありましたが、フリーターと同様、社内フリーランスとSOHOで生活費を稼げる見通しがあった分、居心地が良いぬるま湯から3年間も抜け出せませんでした。(笑)

ただ今思えば、そこにぬるま湯があっただけで、振り返ればあの頃の自分に”やりがい”といった心を動かすもの何ひとつ残っていませんでした。

結局、”時間の無駄だった!”ということで、本当に何も残っていないのです。

フリーターの無駄な時間

たぶん私と同じような感じの方も多いのではないでしょうか。

もしフリーターを卒業したいのでしたら、まずはこの居心地の良いぬるま湯から抜け出して、冷や水をかぶってでも、時をおかず転職活動・・・それも正社員待遇の会社を探し続けることです。

フリーランス時代を振り返ると自分には何も残っていなかった!

フリーターは簡単に稼げる目先の収入の多さに満足してしまう!

フリーターは基本、時給収入ですから、働けば働くほど収入は増えます。

ざーっと計算すると、時給1,200円として1日8時間、月に25日働けば単純に24万円になり、年収は約290万円にもなります。

それに日給1万5千円という割の良いバイトもありますから、それを突き詰めれば月に45万円も稼げてしまいます。

月にそれだけのバイト代と自由な時間が手に入るわけですから、誰しも”これでやっていける!”と思うでしょう。

フリーターの年収

新卒社員の年収が200万円~250万円+ボーナス程度ですから、さっくりと考えれば正社員よりも年収が多いことになります。

が、これは新卒後5年くらいまでの話で、大卒であれば27歳くらいから徐々に年収逆転劇が始まり、35歳以降では役職も付くので、フリーター収入で稼ぐ倍の年収ほどになります。

フリーターのメリットは、会社とのしがらみや上下関係がないことと、自由な時間が多いくらいでしょうか。

基本、”フリーター=自由”ですし、一度経験している”正社員=しがらみと残業”を天秤にかけて、やはり年収が少なくても”自由!”を優先させる方もいます。

それもひとつの生き方ですが、ただ確実に生涯収入が少ないことと、フリーターとフリーランス・SOHOとは立場が違うことだけは覚えておいてください。

フリーター年収が良いのは最初だけ!正社員27歳くらいから徐々に年収逆転劇が始まる!フリーターとフリーランス・SOHOとは置かれている立場が違う

フリーター収入はあくまで粗利!これでは将来やっていけない

ここまで触れてきませんでしたが、上で挙げた”年収約290万円”は手取り額ではなく粗利であって、この収入にかなりの税金が掛かります。

この税金関係がバカにならない!一時所得扱いなので税率も高めに設定されています。

確かにバイトには時給が上がるケースもあれば、ボーナス時期に寸志をくれるところもあります。

それでもこと時給に関しては50円程度上がるだけのことです。

それを勘案しても、せいぜい年間1、2万円程度増えるようなものです。

そうやってがんばってきた中で、フリーターがタダでも頭打ちのあるバイト代から支払う税金項目は以下のとおりです。

フリーターが支払う税金と国保!

  1. 所得税
  2. 住民税
  3. 国民健康保険
  4. 国民年金

所得税は年間のバイト所得額が103万円以上の場合に課税されますから、正社員のように毎月給料から天引きされているのと違い、次の年の確定申告の段階でドバッと引かれます。(税率は20~30%ほどになるはずです)

住民税は多くの市町村の場合、年収100万円以下の場合は納める必要はありませんが、100万円以下では親元通いを除いてほとんど生活できないはずです。

ちなみに私は転職時期が6月だったので自分で住民税を払っていましたが、その額は年間7桁に届きそうな額でした。(退職金はこれで吹っ飛びました)

国民健康保険と国民年金は、年収130万円未満の場合では親の扶養に入れますが、25歳過ぎても親の扶養に入っている方はほとんどいません。

親にしても勤め先に扶養させるにはそれ相応の理由が必要ですから。

それに家族がいれば扶養関係なしに、年収に応じた額が年に数回、分割で請求されます。

結局、国保は会社が負担している社会保険に比べて割高になりますし、基礎年金部分だけの加入だけなので、将来の年金額に大きな違いが出てきます。

掛け金を少なくするために、前の会社で加入していた社会保険を任意継続にする手もありますが、有効期間は2年間ですから、フリーターを卒業しない限り、それ以降、国保に入ることになります。

とまーこんなにバイト代から出て行くお金が発生するわけです。

税金と国保

現実的にこういった税金を払っていて、それでもやって行ける!と思っている方もいると思います。

ざっくり言いますと、年収290万円ではアパート代だ食費だ何だで、一人でやっていくのが精一杯ですし、家族を抱えていて子供の進学などを考えれば到底足りないレベルです。

フリーターには所得税、住民税、国民健康保険、国民年金が重くのしかかる!
しかも国保は将来、小額の基礎年金部分しかもらえない

若いうちは良いが10年先は体力的・精神的にもたない!

今フリーターをやられている方のなかで、10年後も同じようなバイトを続けられる!と思っている方は何人いるでしょう。

”まだ40歳までは今の体力で十分!”とタカをくくっている方もいると思いますが、それは今後訪れる現実を知らないだけです。

例えば体力面で言えば30歳の方と40歳の方!

上で挙げた”1日8時間、月に25日”という仕事は一見楽そうですが、40歳の方にはかなりきついはずです。

特にホールスタッフなどの立ち仕事をしている方は、この年齢だと体への疲労が蓄積してかなりきつくなるはずです。

今はまだ良いんですよ。若いですし体力も気力もありますから。

でもフリーター世代から外れた35歳以上(高齢フリーター)になると、体力的にも精神的にも苦しくなるはずです。

もと同期だった人間、同世代の友人、TVで報道されるボーナス額と平均年収・・・どれを取っても自分の置かれた立場と比較しない人はいないでしょう。

体力的に規定時間をこなせず、へたするとバイト先を変えなければならなくなる可能性だってあるわけです。

無理しないようにバイト就業時間を減らせば、それだけ生活が苦しくなりますし、時間を増やせば、フリーターの最大のメリットである”自由な時間!”がそこでなくなります。

年齢の老化とメンタル面は誤魔化し切れませんし、そこで後悔しても時すでに遅しです。

フリーターは楽な反面、疲労が蓄積安い!しかし体は確実に老いていく!
生活の維持!体力の問題と削れないバイト時間とのジレンマがここで生まれる

フリーランスには年齢による雇用止めの危機が必ず来る!

フリーターの就業は”雇用期限の定めのある雇用!”になります。

そこでフリーターが常日頃から考えないといけないのが、契約期限が切れることでの「雇用止め」です。

法律が変わってバイト先と「無期労働契約」を結ぶという話もありますが、現実的な話をすればこれはほとんど不可能です。

有期労働契約が更新されて通算5年を超えたときは、労働者の申込みにより、期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換できるといったルール。

有期契約満了時に「雇用止め」され、通算5年間に満たないケースがほとんどだからです。

雇用止めはどこのフリーターにもありますが、肝心なのは、高齢フリーターにもなってくると、次のバイト先が見つけにくくなってくる!ということです。

会社を辞めて転職活動をしている方がなかなか次の会社が見つからないのと同じで、「雇用止め」を受けた高齢フリーターの次のバイト先も、これを同じように採用されるのがむずかしくなっています。

ひとつ例を挙げると、仮に今のバイト先が大手外食チェーンだったとします。

大手外食チェーンだったら潰れることはないし、時給もそこそこ上がって”やって行ける!”と思う方もいると思いますが、でも先ほど述べた高齢フリーターの方をいつまでも雇い続ける企業は少ないと思います。

バイト先の雇用主の考えは、体力的に使えることと無理が利くこと!そしてバイト年齢の若返りを考えています。

別に雇用主が悪いわけではありません。
雇用主にしてみれば、無理して働いて体を壊して休まれるよりも、健康な若い世代の方がそういった心配をしないで済むからです。

雇用止め後に探す”条件の良いバイト先!”が、高齢フリーターとなった今ではかなり少なくなっている!”と感じている方も多いはずです。

バイト先の店長からそれとなく、”就職しないの?”と聞かれたら、そのときが潮時、卒業の時期と思ってください。

バイトは期限を定める雇用!雇用止めはいつか必ずやってくる

フリーターが知るべき現実と5つのデメリット(あとがき)

「新卒・中途採用カリキュラム」の主催企業が言うには、退職したい社員の意図を汲んで”辞めさせない環境を作ることも企業として大切だ!”というわけの分からないな話をしていましたが、それは分かるにしてもまったくもって余計なお世話です。

基本、退職もフリーターになるのも本人の意思で決めるものですし、会社がどうのこうのと言う次元の話ではないはずです。

”じゃお前のところは社員が辞めるときにいつもそうやって引き止めているのか!”・・・そうも言いたいですね。

偽善ですよね。本人が退職を口にしたときから意思は固まっていますから、逆に退職者の意向に沿ってあげた方が良いに決まっています。

フリーターの中には親の資産(アパート経営とか)だけで生活できる人もいれば、田舎暮らしを始めて、少ない収入ながらも自由を優先した伸び伸びした生活をする方だっています。

フリーターになるにはリスクヘッジを取ることが大切です。

私はフリーターをやるにしても、この両者のように「リスクヘッジ」が取れていれば何の問題もないと思っています。

ただ先が見えない!リスクヘッジも取れていない!・・・そんな方に言いたいのは、雇用がまだある20代のうちにフリーターを卒業された方が良い!ということです。

フリーター卒業に年齢によるボーダーラインはありませんが、現実を考えればMax40歳!前述した”ぬるま湯!”はいつまでもぬるいわけではありません。

そこから抜け出すには、転職サイトや転職エージェントを使うことになると思いますが、もし利用するなら、フリーターの正社員への斡旋を主眼に置いている専門の転職エージェントの方に分があると思います。

こういったフリーターを対象とした転職エージェントは、フリーターというハンデを生かすための特化サイトですから、やはり正社員転職に真摯な態度で向かい合えるサイトの方が良いです。

一度サイトを覗いてみてください。

特化型転職エージェントだけあって、一般向けの転職サイトと違うのが分かるはずです。

§:この記事を書いた人!
shinichiro・著者・職業:慎一郎 40代現役理系技術エンジニア @shinichiro_tw
・業種経歴:不動産・インフラ系総合開発コンサルタント会社等
・転職回数3回:5年、8年、5年勤務した後、現在4社目理系企業へ!
本業の設計計画業務を行う傍ら、全然関係のない中途採用応募者の書類審査と面接を担当。このブログで中途採用現場の裏事情と転職にタメになる記事を執筆中です。

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