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転職エージェント利用での勘違い|なぜ求人企業を紹介されないのか?

■転職サイト・転職エージェント活用法
この記事は約11分で読めます。

転職に向けて求人情報を集める活動をされている方なら、もうすでに「公開応募型」と「非公開応募型」の転職サイトを使い分けて考えていると思います。

前者は「転職サイト」、後者は「転職エージェント」で、両サイトとも転職を成功させるためには必要不可欠なものですね。

ただこの両サイトを使うにあたり2つほど気をつける点があります。
特に転職エージェントは、”誰でもサポートしてくれるサイト!”と勘違いされている方もいるので、実際の話と交えてその利用方法についてお話させていただきます。

今回のお題は、「転職エージェント」に登録したものの、”待てど暮らせどエージェント側から全然連絡が来ない!”といった方向けに、なぜ連絡が来ないのか?といった転職エージェント側の裏事情についてご説明します。

転職エージェントから求人企業を紹介されない最大の理由!

転職する際に誰でも利用するのが、求人公開応募型の「転職サイト」と非求人公開応募型の「転職エージェント」です。

自分から応募する公開型の転職サイトは、求人広告数が多いメリットがありますが、人気企業に応募が集中して自分と応募がダブると転職に成功する確率が低くなります。

逆に転職エージェントは、自分と求人企業とのマッチングの関係で紹介数は限られますが、キャリアアドバイザーの紹介がある分、転職サイトに比べればずいぶんと成功する確率が高まります。

転職確率

この2つの求人企業紹介システムは似ているものの、採用可否に至るまでの透明さや活動内容に大きな違いがあります。

転職サイトはその仕組みがオープン化されていますが、転職エージェントは仕組みがクローズド化されていて、ブラックボックスの中で決められている!という点です。

おさらいの意味で、この両サイトの透明性についてお話しますね。

転職サイトは仕組みがオープンで透明性が高い!

転職サイトは単に登録するだけで誰でも求人企業に応募できますが、「転職エージェント」は登録できたとしても、実際のところ企業を紹介してもらえないことがあります。

公開応募型(転職サイト)なら誰でも自由に登録できますし、企業応募後の面接に進めるかどうかは企業側の判断に委ねられていて、仮に企業に応募して書類審査で不通過になったとしても、まだ”企業側の判断!運がなかった”と自分の中で割り切れます。

諦め

そこには応募から採用(不採用)までの流れがオープン化されているので、応募企業対求職者の間で透明なやり取りがあるからこそ諦めもつくわけです。
参考転職サイト: リクナビNEXT  : DODA

問題は「転職エージェント」の方です
「転職エージェント」は企業を紹介する仕組みがブラックボックス化されているので、転職サイトほどの透明さはありません。

どういったことが起きるかと言いますと、”企業を紹介してもらえない!”ということで、登録はしたものの、紹介されないで悩んでいる方も数多くいます。

転職エージェントはブラックボックスの中で紹介可否が決まる!

「転職エージェント」は、応募企業と求職者の間に応募企業を紹介する「キャリアアドバイザー」が間に入ることになるので、”紹介するしない!”の決定方法の不透明さがここで生まれるわけです。

残念な話ですが、これはどこの転職エージェントでも同じようなもので、求職者に一定の条件がないと応募企業を紹介してくれないシステムになっています。

一定の条件

エージェント側も求人企業を紹介したいけど、マッチングする企業が見つからないというのが実情で、決してすべて転職エージェント側が悪い!というわけではありません。

”だったら登録段階で断ってくれ!”って感じですが、転職エージェント側も”あなたにマッチングした企業はありませんので登録できません!”とは一言も言えないわけです。

そこには「職業安定法」が絡んでいて、求職者から登録の申し出があればエージェント側は、紹介するしないに関わらず、どなたであれ登録拒否はできないわけです。

ここなんですよね
登録した良いが、待てど暮らせどエージェント側から連絡が来ない理由は!

職業紹介事業者は求職者の求人申込み拒否はできない!

職業紹介事業者は正当な理由なくして求職の申込みは全て受理しなければならない!
以下にこの法律!「職業安定法 第五条」を載せますね。

職業安定法 第五条の五(求人の申込み)
公共職業安定所、特定地方公共団体及び職業紹介事業者は、求人の申込みは全て受理しなければならない。ただし、その申込みの内容が法令に違反するとき、その申込みの内容である賃金、労働時間その他の労働条件が通常の労働条件と比べて著しく不適当であると認めるとき、又は求人者が第五条の三第二項の規定による明示をしないときは、その申込みを受理しないことができる。

職業安定法 第五条の六(求職の申込み)
公共職業安定所、特定地方公共団体及び職業紹介事業者は、求職の申込みは全て受理しなければならない。ただし、その申込みの内容が法令に違反するときは、これを受理しないことができる。

*この法律は今後見直される可能性があります。

この法律で求職者の立場は守れますが、問題なのは登録できたは良いが、転職エージェント側からはマッチングの関係で紹介する企業情報が提供されないことです。

ただ転職エージェント側から企業が紹介されないのはそれだけの理由でしょうか。
私も今の会社に転職(3回目時)した際には転職エージェントを使いましたが、とある転職エージェントに至っては紹介する意思がないことをヒシヒシと感じましたね。

”登録はするけど企業を紹介できる保証はない!”といった感じです。

転職エージェントへ申し込んだ際の登録完了の裏側!

転職エージェントに登録できたので一安心!
そう思っている方で気をつけてもらいたいのが、登録されたことでエージェント側が本当に自分にマッチした企業を紹介してくれるのか?ということです。

登録されたからいつかは企業を紹介してくれる!といった思いは大きな勘違い

まずここまでの話で、”転職エージェントに登録できた!”としても、”企業を紹介するかしないか!”はすべてエージェント側のブラックボックスの中に答えがあることがお分かりだと思います。

「転職エージェント」は、企業に転職希望者を紹介して報酬を得る「職業紹介事業者」で、しかも紹介料が入社させた方の年収の約1/3を報酬として受け取る営利企業です。

なので一定の条件を満たす求職者は「転職エージェント」にとっておいしい人材であって、この両者の間にはお互いにWIN-WINの関係が成り立ちます。

WIN-WINの関係

営利企業ですからもちろん利益は追求しますし、その利益確保のためにキャリアアドバイザーにも一人でも多くの人間を転職させるノルマ的なものもあるはずです。

つまり自社の収益にならない一定の条件を満足しない方は、登録はするけど紹介順位はかなり下の方になる!ということです。

それでもまだ紹介してくれれば良い方でしょう。最悪は紹介もされないまま紹介リミットの3ヶ月が過ぎることもあります。

このあたりの決定判断は完全にブラックボックスになっていて、何かどのように操作されて可、不可が決まるのか不透明で不合理な部分を秘めています。

このブラックボックスの中身っていったい何なのでしょうね。
今までに2回ほど転職エージェントを使った経験のある私の見立てでは、以下にように感じています。

ブラックボックス1:マッチングによる紹介可否!

応募企業側からは求職者を紹介してもらうにあたり、年齢、性別、転職回数、ビジネススキル、TOEIC等、事細かい注文がエージェント側に伝えられているはずです。

企業側の選定条件をエージェント側に聞いても無駄で答えませんし、そこには厚労省による「募集・採用における年齢制限禁止」なんてものは一切関係ありません。ブラックボックスの中にあって明るみに出ることはないからです。

募集・採用における年齢制限禁止

「募集・採用における年齢制限禁止」より、提示された条件がすべて!といった、求人企業と取り交わした内部秘密の方が優先するわけです。

これもまたおかしいですよね
実際のところは不明ですが、公開型の転職サイトでは、厚労省の「募集・採用における年齢制限禁止」の義務付けを受けて年齢制限の記載をしていない中で、非公開型の転職エージェントはブラックボックスの中で紹介するかしないかが決まるので、この条件を暗に無視して紹介しているようなものです。いやそう考えた方が筋が通ります。

マッチングがすべて!と言えば身も蓋もありませんが・・・

この幅を持たせた枠がどの程度あるのか!は実際のところ分かりませんが、キャリアアドバイザーの胸先三寸で選定、非選定が判定されるケースもあるようです。

ブラックボックス2:キャリアアドバイザーによる紹介可否!

これは私が実際に感じたことですが、企業への紹介の可否を決めるキャリアアドバイザー自身が、求職者を紹介できる能力に足る人物なのか?という点です。

私は1回目の転職エージェント利用の際に、あまりにも若い担当者を付けられて困惑し、一度面と向かって聞いたことがあります。

慎一郎
慎一郎

ずいぶんとお若い方とお見受けしますが、あなたは私が希望する理系企業の業界のことをどこまでご存知なのでしょうか?

ずいぶんと不躾の質問を投げかけたと思いますが、たった3分の会話だけで”この人はこの業界を知らない!”と直感で分かったからですね。そんな人に自分の将来を決める”企業紹介!”を任して良いものかとも思いました。

それに対してキャリアアドバイザー側の返答は・・・

今慎一郎さんに適合する企業は数社あります。
紹介できる○○社は業界トップクラスで経営状態も良好です。
年収は○○ほどになります。

慎一郎
慎一郎

いやそうではなくて、私の専門は○○分野の□□の業務内容で、資格を生かした業務に就きたいわけです。
紹介していただける○○社はそういった業務でどの程度長けていて、どれほどの収益を上げているのでしょうか?

ここから先は書きませんが、転職を経験したこともない、業界を経験したこともないキャリアアドバイザーなんてどこもこんなものです。

最終的には業界の情報に長けてもいない人に、根拠なしに”この会社を紹介したい!”と言われても、”それはあんたの紹介ノルマ稼ぎでしょ!”くらいにしか思えなかったので、一度キャリアアドバイザーを変えてもらいました。

2人目のキャリアアドバイザーからは後日、”あれ以外に紹介できる企業はありません!”とだけ言われましたね。メッチャ嫌われたみたいです。(笑)

このまま続けても進展があるようには思えないし、あんなレベルの低いキャリアアドバイザーしかあてがわれないのに嫌気が指して、即効この転職エージェントとはおさらばしました。

業界のことを何も知らないキャリアアドバイザーであることは、5分も話せば分かります。そんなところに居座るより、別の職業紹介事業者を利用した方が懸命です。

私の職種が技術系!といったものでしたから、いた仕方ない部分があるとは思いますが、そういった技術系のキャリアアドバイザーで長けているのは、元エンジニア出身や研究開発経験者が担当するパソナキャリアが他より頭ひとつ飛び出ていると思います。

それと助言をひとつ!
転職エージェントが紹介企業と自分とのマッチングを図るように、転職エージェント(キャリアアドバイザー)と自分との間にも相性やマッチングがあるんですよ。

紹介先をひとつ変えるだけで、自分とマッチした転職エージェントが見つかるはずですし、今より3倍使いこなせるはずです。

参考転職エージェント リクルートエージェント マイナビエージェント パソナキャリア

転職エージェントの”あー勘違い!”(まとめ)

長々とお読みいただきありがとうございます。
今回の記事内容は”すべての転職エージェントに当てはまるものでない!”とだけ添えさせていただきますが、実際に紹介されるかどうかはどこのサイトでもブラックボックスの中で決まります。

ここを自分の中でどう読み切るかが大事なわけです。

転職活動されている方の中には、メジャーどころの転職エージェントだけに登録して、”機があれば!”の場当たり的な活動をされている方もいますが、サイト側から”自分がどう扱われているか?”を一度振り返って見てください。

その中に”これで良いか、今後どうするか!”の答えがあるはずです。

転職エージェントのことをメチャクチャ書いていますが、立ち居地も分かります。
50回以上も異業種転職を繰り返したジョブホッパーや、スキルなしに興味だけで経験のない業種を希望する方など、万人にサイト側が企業を紹介できるか!と言えばもうお分かりでしょう。

例えが悪いですが、お店(転職エージェント側)で商品(求職者)を売りたくても(紹介したくても)在庫(適合する求人)がないのと一緒です。

売れないですし、注文(企業へのお伺い)してもいつ入荷(求人募集依頼)するかが分からないのと一緒です。

であれば、在庫をたくさん抱えているお店(転職エージェント)で購入(応募)すれば良いだけの話です。転職エージェントを使う見極めはそこです。

最後の助言になりますが、転職エージェントへの申し込みした後、程なくしてサイト側からメールが届くはずです。

その内容が以下のようなものでしたら、即効、別の職業紹介事業者へ申し込んだ方が良いです。たぶんそのサイトからあなたは必要とされていないと思います。

ご登録内容を拝見させていただき、弊社が保有する求人を幅広く検索いたしましたが、現時点でご経験およびご希望条件を満たす求人が現在弊社になく、求人のご紹介および面談等の弊社サービスのご提供が難しい状況です。

今回の記事をここまで読んでいただければ、もうお分かりになるはずです。
文面に”あなたは登録できない!サポートできない!”と暗に書かれてはいないし、”現時点で!”の言葉も気になる・・・

で、”いつかは紹介してもらえるかも・・・!”といった勘違いを誘発しているわけです。”現時点で”という言葉の先には”今後!”といった約束事は一切ありません。

見切りましょう!

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