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自分の市場価値はいくら?|転職する前に知っておくべき3つの勘違い

■中途採用担当者の本音と建前
この記事は約10分で読めます。

転職活動で苦戦されている方の傾向を見ると、年齢的なものと資格、それと企業が評価する求職者の市場価値の低さが足かせとなっているケースがあります。

私も中途採用担当者兼務で毎回求職者と接していますが、この3つは採用の可否を決める重要項目であって、特に重んじるのは求職者が持っている「市場価値」です

自分の持っている市場価値は自分で決めるものではなく、あくまで企業側が評価するものです。

そういった中で、自分の市場価値を勘違いして活動されている方も多いですが、今回は間違っている方向!その”おごり”と言うか、”違った意味での自信”と言うか、転職活動を軽く見ている方のありがちな3項目についてご紹介します

求人企業が求職者へ向ける市場価値は思ったほど高くはない!

自分の持っている市場価値を正確に把握している方は少ないのが現状です。
その傾向の表れとして、自身で自分を過小評価する方や逆に過大評価し過ぎて失敗を繰り返す方も多くいます。

自分の市場価値は、身に着けたビジネススキルや経験値、資格といったもので作られるものです。

これは私が中途採用担当者兼務で活動した頃に最初に感じたことですが、自分の市場価値をしっかり見据えて転職活動をされている方はやはり少ないですね。ホント、それで損をしている方がたくさんいらっしゃいます

中には”自分には実績がある!優れているから!”と、自分の経歴や資格にあぐらを書いて活動している方もいるでしょうが、いかがでしょうか?転職は成功していますか?

成功されていれば良いのですが、今のこの売り手市場の中では自分より優れた方はたくさんいますし、その実績とは裏腹にすぐに採用につながらない現実がけっこうあります。

ブラック企業なら別ですが、実績があるからと言ってすぐに採用が決まるほど企業は甘くはありません。実績のある求職者が勘違いしている例が以下のようなものです。

  • 私は高学歴なのでどんな会社でも採用してくれる!
  • 自分は能力が高いので転職すれば今より年収が上がるはずだ!
  • 資格をたくさん持っているので転職企業側にも採用されやすい!

こういった思いが決して悪いわけではありません。むしろ企業側が求めている人材はこういった優れた方です。

この3項目がすべて企業が認めるものなら問題はありません。
ただこういった自負が転職活動にも現れているのでしょう。応募者の中にはこの3項目を全面に打ち出して、”かかって来い!”みたいな感じで応募して来る方もいます。

これって中途採用担当者からすれば心象が悪いです。書き方というものがありますよね。
それに現実的にこの3項目すべてに当てはまる方が、この応募者の中で何人いるでしょうか。

この3つに当てはまる方は現職での評価も高いでしょう。なのでよっぽどの事情がない限り転職しようとは考えないのではないでしょうか?私ならそういった見方をします。

むしろこれだけの実績がある方に強気で申し込まれると、企業側は”何かあるのでは?”と感じてしまい、業務遂行能力よりも協調性とかコミュニケーション能力といった「人間関係」の方に疑問を抱いてしまいます。

先にも書きましたが、応募書類は強気で攻めることも大事ですが、それより中途採用担当者に隅まで読まれて納得させる書き方の方が大事です。

求職者が応募した段階では、企業側は海のものとも山のものとも分からない段階ですから、こういった疑問を持たれると、運良く書類審査を通過したとしてもその先のホローがむずかしくなりますし、面接の際の返答に行き詰ることが目に見えています。

慎一郎
慎一郎

こういった求職者と面接したことがありますが、蓋を開けてみるとすべて外注企業に発注した実績だけで、自分で手足を動かしていない例がほとんどです。

もしそういった業務経験が”実績だ!”と考えられていたら、それは企業側からの目から見れば別物と考えてしまうでしょうし、私の会社でもそういうことで処理します。

こういったケースではどんなに輝かしい実績があったとしても、求人企業側からすれば、それはある意味架空の実績ですから、一気に自分の市場価値を下げてしまいます。
(企業という名のふんどしで相撲を取っているようなものです)

企業が決める求職者の「市場価値」は、外注などの他力本願で成し遂げたもので図られるものではないし、実際にマネジメント業務だけを主体にやられていた方だと、自分が思っているほど市場価値は高くはありません。

それはなぜか?企業は実力と即戦力を求めているからです。
こういったマネジメント業務主体で働いてきた方は、むしろそういった業界の方が向いているでしょう。内製化を図るような会社には向きません。

それでも行きたいのでしたら、”自分は新参者!”という見方をしておいた方が良いです。(下手に話しても絶対にボロが出ますから)

自分の市場価値は、”私は自分をこう評価しています!”と言うことは悪くはありません。むしろ企業側からは好かれる発言だと思います。

ただ勘違いを伴った実績では何の意味もありません。
実績が伴わないと逆に自分の市場価値を下げてしまうことを覚えておいてください。

以降、求職者にありがちな勘違いの例を載せてみます。

”高学歴者は普通の会社なら採用してくれる!”は大間違い

大きな間違い(1)
自分には学歴がある!自分は出身校が国立、GMARCHだから、転職しようとしてもそんなに苦労せずとも次の会社が見つかるだろう・・・

上から目線の言い方で申し訳ありませんが、高学歴の方の中でこういう認識で転職を考えている方がいますが、これは半分正解で半分はあまり意味のない考え方です。

企業側の目線では確かに高卒よりは専門学校、専門学校よりは4大卒側の方に、転職に対して有利な面を持ち合わせています。

ただこの話が通じるのは、新卒か第二新卒!せいぜい25~26歳ちょっと超えたくらいまでの話であって、30歳を超えれば企業は学歴よりも別の視点から見るようになります。

企業側が学歴を重視するケースは、異業種からの転職だとしても、まだ若い25歳くらいであればまだまだ仕切り直しが効く年齢!企業側の”若い人材を育てられる!”という目で採用されるケースです。

20歳代後半からは、学歴よりもビジネススキル!
つまり企業側は、会社に必要な”即戦力!”の方を優先して見るようになります。

20歳代前半:高学歴 > 同業種、異業種からの転職
30歳代~:高学歴 < 経験値、ビジネススキル、即戦力

学歴が参考にされる例を挙げると、30歳代の同程度の能力を持ち合わせている求職者が2人いて、1人の採用枠に対して”どちらを採用するか?”の段階で、学歴が参考にされる程度だと思っておいてください。

これをおしなべると、30歳以上では高卒だろうが4大卒だろうが、評価されるポイントはあくまで今までの経験値とビジネススキル、即戦力の方が優先されるということです。

これはきつい言い方になりますが、どんなに高学歴の求職者でもビジネススキルを兼ね備えた高卒には適わないということと、30歳代以上では学歴関係なく、そういった方と同じ土俵で戦わなければいけないということです。

”転職すれば今より年収が上がるはずだ!”は大きな勘違い

大きな間違い(2)
自分には実績と能力があるので、次の会社がすぐに見つかるだろう。年収だって上がるはず・・・

転職するにしても、前職(現職)と比べて就業レベルや生活レベルを下げたくない!
これは誰でも思うことです。

転職しようとする方の都合や理由は様々あります。

  • 働きに対して給料が見合わない!
  • 自分はもっとできるはずだけど評価されない!
  • 上司とソリが会わない!
  • もっと上の役職に就きたい!出世をして年収を上げたい!

まだまだ理由があるとは思いますが、転職する前提として誰でも”今の待遇よりも良い条件の会社へ行きたい!”ということが真っ先に思い浮かぶはずです。

ただ申し上げておきますが、他の例も含めて転職する理由はあくまで”求職者の都合!”であって、企業側には何の関係もない話です。

求職者の”レベルを下げたくない!年収を上げたい!”に対して企業側が出す答えは、本人の希望や思っていることはあまり加味されないと思っていた方が良いです。

慎一郎
慎一郎

逆に年収が下がることを覚悟して転職している方もたくさんいます。

私も3度転職していますが、転職が決まって新しい会社に移っても、決して待遇が良くなったわけではありません。むしろ1~2回目の転職では年収は下がりました。

もちろん結果的に同レベル以上で転職される方もいるでしょうが、ビジネススキルの豊富さは年収のアップダウンに直結します。

これが30歳代以上の転職では顕著に現れるようになりますから、もし転職活動が上手く行かなくなったら、一度、転職エージェントに相談して見てください。

参考転職エージェント リクルートエージェント マイナビエージェント パソナキャリア

レベルが上がらない!年収が上がらないから内定を断る!・・・それも選択肢としてはあるでしょうが、そういった話がいつまで通用するかは、転職する年齢にも左右されますので、”自分で譲れない一線!”を決めて会社を選ぶことも大事です。

今と同レベル以上の待遇を提供する会社を選ぶのでしたら、それなりの武器を備えていないとむずかしいことに変わりはありません。

”資格を持っているので採用されやすい!”は時と場合による

大きな間違い(3)
資格がたくさんあるので企業側も採用に対して優遇してくれるだろう・・・

この方は今までどんな働きをしてきたか?”の指標とされるのが資格の有無です。

転職する際の企業側と求職者との接点は、最初に提出されたエントリーシートと1次、2次面接くらいしかありません。

企業側も採用するに当たり、求職者の能力や経験値の妥当性、会社への適合性、人格と性格、コミュニケーション能力などを、たった2回か3回の接点の中で採用可否を決めなければならないわけです。

その指標となるのは”資格”ですが、どの業界でも同じで、自分の持っている資格が転職しようとする会社のビジネスに直結していなければあまり評価されないということです。

つまり、転職先の企業で働いたときに、自分の持っている資格が会社に取って生産性があるのかどうか?ということです。

私は不動産・インフラ系総合コンサルタント会社に勤務していますが、ビジネスに直結する資格は「技術士」と「宅地建物取引士」くらいなもので、他に似たような国家資格も持っていますが、あまり評価はされません。

もちろん私に支払われている資格手当ては、主にこの2つの資格だけですが、この資格は私の会社では生産性のある資格です。

20歳代前半であれば”可能性!”という意味で違う見方もされますが、30歳代以上で資格が少ない方には、これはかなりきつい条件になります。

私の友人に信用金庫に勤めている人がいますが、今の時代、合格率30%程度の「簿記2級」を持っていたとしても、”ふ~ん持っているのね!”くらいの評価しかされないそうですが、合格率60%程度の「外務員試験」の合格者の方が評価が高いらしいです。

簿記は会社を支える側の資格であって、証券外務員は仕事を生み出す生産性のある資格ですから、今の段階で資格がない方は、今からでもこういった”必要とされる資格!”という武器が持てるはずです。

上の例では、企業がどれだけビジネスに直結している資格を持っている人材が欲しいか伺えますよね。

もし資格を武器に転職するのでしたら、ビジネスに直結して生産性のある資格の方が評価されやすいということと、国家資格と言えどあまり生産性のない資格だと武器にはならないことを覚えておいてください。

転職する前に知っておく自分の3つの勘違い(まとめ)

”転職は身の丈に合った会社を選ぶ!”とは言いませんが、一度ご自分の社会での「市場価値」を見つめ直すことも転職を成功させるカギになります。

よく勘違いされるのが、上で挙げた”勘違い3項目”をすべて満たしているし、転職市場でも行きたい業種の求人は豊富にある!と思ってしまうことです。

せっかく輝かしい実績があるのですから、まずは資格その他の低く評価される原因を取り除いて活動することが先決です。

何をすべきかもうご存知ですよね。
応募書類ひとつにしてもそうです。もしかして転職系サイトの応募書類を使い回ししていませんか?

応募書類は自分の心を表すものです。書かれている内容とバランスが何よりも大事です。

すべて見直しして、書き上げたものを家族にでも評価してもらいましょう。
その先には今までと違ったより良い結果が出るはずです。

参考転職サイト: リクナビNEXT  : DODA
§:この記事を書いた人!
shinichiro・著者・職業:慎一郎 40代現役理系技術エンジニア
・業種経歴:不動産・インフラ系総合開発コンサルタント会社等
・転職回数3回:5年、8年、5年勤務した後、現在4社目理系企業へ!
本業の設計計画業務を行う傍ら、全然関係のない中途採用応募者の書類審査と面接を担当。このブログで中途採用現場の裏事情と転職にタメになる記事を執筆中です。

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