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理系技術者3度目の転職記(その2)|社内フリーランス・SOHOを経て理系企業へ転職

転職記4■理系技術者:3度の転職エピソード
この記事は約11分で読めます。

今回の記事は私の「第3回目」転職記(その2)」についてお話します。今のところこれが私の中では転職最終章です。(笑)

前回の記事で、会社が国の政策転換の煽りを受けて「吸収合併」への道を進み、結果、自分の居場所がなくなったことを書いています。

そのときの記事はこちらです。

理系技術者3度目の転職記(その1)|景気変動に生き残れず吸収合併された会社の末路
2度の転職を経て再度理系企業に転職したものの、その後、転職先が他社に吸収合併されたことで居場所を失い、3回目の転職を決意した時のことをこの「転職記(3)」にまとめています。経営者次第で会社はなくなる!そのことを身をもって学んでいます。

吸収合併された会社の最後って惨めなものです。今まで勤めていた会社が一瞬にして跡形もなくなるのですから・・・てか、この結末で最後には笑いさえ出てきましたよ。

会社経営者の責任は大きいものの、誰を恨むでもなく次の自分の身の振り方を模索して、少しブランクを置いてから3度目の転職へと足を進めています。

上司としての最後の仕事|部下に転職先を斡旋して見届ける

私は一応会社では課長職だったので、最初から部下の再就職を見届けてから自分も退職する考えを持っていました。

このとき転職を考えている部下のほとんどは、「リクナビNEXT」とか「DODA」といった「転職サイト」や「転職エージェント」に登録していていました。

が、やはり希望する会社にエントリーする段階で選ぶ会社に不安を感じるのでしょう。

吸収合併の憂き目に遭った!というトラウマもあり、部下からは”この会社はどうですかね?”といった質問が多かったですね。

なので部下とは真摯に向き合って話し合いました。

今までの私の「転職失敗談」とか、”この会社はどうかなぁ!ここはさぁ・・・”など、生々しい情報や自分の経験を話しながら再就職先の面倒まで見ていました。

今後の自分の身の振り方だって決まっていない中で、いったい何をしているんでしょうかね、私は・・・(笑)

転職の断念と妥協|「退職届」を提出するも受け入れられず

吸収合併から2ヵ月ほどで部下の転職先がすべて決まり、役所の仕事も納品して業務にケリがついたので、”今度は私の番!”ということで私も退職届けを出す行動に出ました。

少なくとも、今までの仕事がらみでこの合併会社に”引継ぎする”なんて貸しを作るようなことは絶対したくなかったので、それまでは辞められませんでしたから。

転職先も決まっていない段階での「退職届」って、今回を含めて2回目です。
今思えば相当無茶ですよね。(笑)

普通、「転職届」って次の会社が決まってから出すものですが、部下の転職先が決まったことで安心したことと、今まで走りすぎた自分を少し休ませて、仕事にブランクを置いてでも家族とゆっくりしようと考えていたからです。(もちろん嫁は猛反対です!)

その根底には、その気になれば知り合いの会社から仕事をもらって(もちろん下請けです)何とか食って行ける!という考えがあるからです。

そう・・・ここです。理系技術者の強みは手に職があることなんです。
私の仕事は研究職みたいに会社の施設を使わないとできない仕事ではなく、基準書とソフトがあればSOHOでできる仕事です。

何とでも食べて行けるのが理系技術者なんですよ。

合併先社長(債権者)との面談|話が意外な方向へと進み困惑!

表題で「社長」とは呼ばず”合併先社長!”と書いていることが笑えますよね。(笑)

私もこの段階で合併された会社に所属しているわけですから、一応「社長」と呼ぶべきでしょうが、私の中ではこの社長はあくまで「債権者」なのです。

退職届の提出!

私はすでに上司がいないので、「退職届」を誰に出して良いか分からなかったし、ポッと出で来た相手方の部長に出すのも癪(しゃく)に障るので、直接この「債権者」に退職届を提出しています。

ただ退職届を出す段階になって、話が違う方向へと歩み出したのです。

やはり合併された側は社員扱いはされない!

以降、「債権者(合併社長)」との簡単なやり取りです。

合併社長
合併社長
なぜ会社を辞めたいのですか?処遇ですか?社風ですか?
慎一郎
慎一郎
お恥ずかしい話ですが、今回のことで少し疲れました。
しばらく仕事と離れて家族とのんびりするつもりです。

私は合併騒動が終結したときから退職することだけしか考えておらず、「転職」は当面する気がありませんでした。

このときにはもう自分自身が疲れ果てていて、3回目の転職をするにしても、少し時間を置きたいと思っていたからです。

合併社長
合併社長
我が社では君の実績と技術力を認めている。君の技術を我が社で生かして欲しいのだが次の会社はもう決まっているの?

我が社?・・・我が社って何?・・・やはりどうも私はまだ”我が社”の一員ではないみたいですね。見方はやはりそうなのです。(胸クソ悪いですよ!まったく)

慎一郎
慎一郎

いいえ決まっていませんが、もう決めたことです。有給1ヶ月後に退職しますので手続きをお願いします。

・・・といったやり取りの中で「債権者(合併社長)」が言った一言!

合併社長
合併社長
別に社員でなくてもいい。あなたは資格を持っている。
協力社員という形で残れないか?

”残れ!”、”辞める!”といったごちゃごちゃした取り留めのない話が続くので割愛しますが、最終的に向こうから提示された内容は以下のようなものでした。

  1. 福利厚生(社会、雇用保険、厚生年金等)は今のまま我が社が負担する
    (もちろん会社が半分、私が半分です)
  2. あなたが保有する資格は我が社に帰属する
  3. 協力社員として請け負った業務は別途契約の上、契約金を支払う。
  4. 仕事を受ける受けないに係わらず一定額のベース金額を毎月保証する。
    (これは対役所に対しての雇用証明みたいなものです)

「仕事を受ける受けないに係わらず一定額のベース金額を毎月保証する」という言葉が債権者(合併社長)から出たときには、他の役員から異論が出ましたね。

私にとってそんな異論なんてどうでも良いんです。こんな話はなくてもかまわないわけだし、むしろ”辞めたい!”って言っているわけですから。

合併された側の社員から経営者層への逆襲!

この「合併会社」の思惑は、身銭を切っても私の専門とする仕事の技術とノウハウを自社の技術社員に習得させたいということが見え見えです。

ただこの条件は次の「転職」までのつなぎとしては好条件です。時間を置けることと自分を見つめ直すには悪くはない話だと思いました。

ただこれに私はある条件を付けています。

断られたらそれはそれでかまわないし、むしろ私は”辞めたい!”と言っているわけですから、こちら側にボールがあることで暴挙に出たのです。

  1. 上記に加えて私は貴社の「社則」の適用は受けない
    (平日に出社しようがしまいがこちらの自由!強要もされない)
  2. 提示された仕事を受ける可否は私の方で判断する。そちらはそれを拒否できない
  3. 会社で仕事に必要な施設(PC・ソフト等)は無償貸与
  4. 外部からのサーバーアクセス権を私に与える

この条件を断られたって別にかまわないわけです。会社を辞めたいわけですから。
結局、合併会社はその場でこの条件を受け入れ、私の社内フリーランスとSOHO生活が始まったのです。

合併会社とのフリーランス契約とSOHOとの両立!

一応、合併会社との協力契約も済み、1ヶ月間の休暇後に社内フリーランスとして最初の仕事を請けています。

会社側も最初の仕事ってこともあって簡単な仕事を提示してきましたね。

私の出方を探っているのでしょう。提示されたこの仕事は、私がやれば1週間くらいで終わる「簡単な副業」みたいな仕事でした。

契約額はこっちの言い値で受けています。
額が合わなかったら仕事を受けないだけですから。

あえて言いませんが、おいしい仕事に当たれば月にどれだけ稼げるかは、理系技術者でSOHOをやっている方ならご存知だと思います。(笑)

ただ気楽な社内フリーランス、SOHOといえど厳しい面もあります。
私の業界で忙しい時期は9月から翌年4月(年度末がらみ)までの約8ヶ月間です。

この間に1年分の稼ぎをしないと食っていけない!という現実があるので、この時期はあまり仕事の選り好みはできませんでしたね。

SOHOでは知り合いの会社からも仕事を請けて生計を立てていましたが、フリーランス契約とSOHOを始めたこの3年間は、税金を差し引いても今までの自分の年収を大きく越えました。

でも良いことだけではありませんよ。

会社組織を作っていないので、収入が一時所得扱いで確定申告時の税金が高い!とか、いつ契約を打ち切られてもおかしくない!という立場的なものが付きまといます。

私もこの頃もうすぐ40歳の呼び声が掛かっていましたから、30代最後の節目にフリーランスとSOHOを辞め、最後の転職を決意しています。

理系技術者3度目の転職|社内フリーランス・SOHOから会社依存という選択!

社内フリーランスやSOHOをやっていたこの3年間は、フリーターみたいなものとは違い、社会的にも正社員としてキャリアがあるものとして扱われます。

形式上ではあるものの、社員として雇用されていたわけだし、対外的にも私の席(役職)がしっかりあるからです。

つまり、私の履歴書には社内フリーランスやSOHO期間の3年間は、この「合併会社」で社員として勤務したことになるわけです。

職務経歴書(キャリア)も会社と契約してこなした業務が堂々と書けるので、社会的ブランクというものは存在しないわけです。

これを利用し、最後の「退職届」をこの「合併会社(債権者)」に提出しました。

このときはもう引き止められませんでしたね。会社も私から十分技術のノウハウを学んだのでしょうし、会社の運営も安定してきたみたいですから。

転職方法の選択|転職サイトを使わず転職エージェントを使って転職した理由!

私のような40歳前後の方で、これから転職活動をしよう!という方は、絶対に「転職サイト」と「転職エージェント」の両方に登録した方が良いと思います。

これはあくまで確率論になりますが、両方への登録は多くの会社に巡り合える機会を生みますし、転職情報もより多く掴めます。(転職活動は情報戦なのです)

転職情報の多さは転職に成功する確率が高くなるから!ってだけですが、両方に登録した場合、単純に転職成功の確率は倍になります。

さらに登録サイトを増やせば情報は倍倍に膨らみ、転職に成功する確率も倍倍で高くなります。

ただ私は今回、あえて「転職サイト」は使わず、「転職エージェント」への依頼だけで転職に成功しています。

「転職エージェント」を使った理由は以下のようなものです。

  • 「転職サイト」では企業応募の段階で私の生の言葉が伝わらないと思った
  • 「転職エージェント」は非公表求人を裏で持っている
  • キャリアアドバイザーからのアピールの方が私の言葉が伝わりやすい
  • 確実性を求めるなら「転職エージェント」の方が面接にたどり着きやすい

一番の理由は、自分の中で通算13年間勤めた中小企業生活に限界を感じたからですね。新卒時に入社した準大手企業に戻った方が将来的にも安定する!と考えたからです。

そうなると「転職サイト」という選択肢はなくなり、「転職エージェント」を利用した方が準大手企業への門戸が開かれるわけです。

結果、企業側と私とのマッチングが合ったのでしょう。書類審査と2回の面接だけで今の会社(準大手企業)に入社しています。

慎一郎
慎一郎

1回目の面接は事業部で行いましたが、その1回目の面接を今担当しているのがこの私です。笑えますよね(笑)

転職後の私の立場|会社は「成果主義」、中途採用担当は「見抜く目」で成り立っている

会社はあくまで成果主義の原則!これで人事考課は大きく変わる

会社へ入社後、技術部門に配属されましたが、最初の仕事が役所から仕事を請けるための「コンペ」に自身が参加することでした。

このときの役所に対するプレゼン内容と、私自身の技術者評価点が高かったおかげで、他社との競り合いに勝ち抜いて、役所から委託業務を頂いています。

会社はあくまで「成果主義」!それが会社に評価されたのか、その後、支店の技術部門を統括する部署に入り、役所から仕事を請けるためのプレゼン資料の作成をしています。

もちろん技術業務の責任者も兼務です。

ただ現実は厳しいですよ!私は運よく何度か仕事が取れましたが、ルーチンワークしかしない「ぶらさがり社員」は、コンペへの参加はおろか、情報収集しかさせてもらえませんから。

当然こういった社員は人事考課が下がる一方です。

もし自分に思い当たる節があるのでしたら、これは速攻直した方が良いと思います。
落ち込んだ会社の人事考課を上げるのは非常に大変です。給料直結ですからね。(笑)

中途採用担当者としての立場になって!

入社3年後にひょんなことから技術部署の中途採用担当、その後すぐに支店全体の中途採用担当をやる羽目になって、現在も技術部門と中途採用担当の掛け持ちで仕事をしています。(中途採用・・・笑っちゃいますよね!私は中途入社の社員ですから)

中途採用担当の業務はやはり初めは戸惑います。
書類審査でふるいに掛けるときにはやはり心が痛むし、そのことで応募者の人生も大きく変わるでしょうから。

ただこの中途採用担当の業務は、何度か転職系サイトの担当者との打ち合わせや、応募者の面接などを経験していると「人を見抜く目」が養われてきます。

応募者も中途採用担当者も緊張を持って向き合っていますが、でも本音を言うとこの中途採用担当の業務は”人の心を探る仕事!”でもあるので、正直あまりやりたいものではありませんね。(笑)

会社は中途採用者を採用するために、「転職サイト」や「転職エージェント」などに多くの「投資」をしているので、採用に当たっては失敗できない!プレッシャーもあるわけです。

仕事のミスは何とでもカバーできますが、人選ミスの責任は重たいし、失敗しても後戻りできないですからね。

理系技術社員3回目の転職記(最終章)まとめ!

いかがだったでしょうか?
4回に渡って書き綴った「私の転職記」でしたが、私の弱いところもたくさん見えたでしょうし、社会の縮図も見えたと思います。

でも転職する人ってみんなそんなものではないでしょうかね。誰だって決して強くはないですよ。

今の時代は「転職サイト」や「転職エージェント」がある時代ですから、転職のチャンスも広がるし社員になるための裾野も広がっています。

これらを活用することは大いに賛成です。

ただ最後に言いたいことは、会社はあくまで「成果主義」です。

安易に転職する会社を決めないで欲しい!”ということと、「ぶらさがり社員」から抜け出す気がないのなら”転職自体を止めた方が良い!”ということです。

転職は”自分の将来を大きく変えるし、家族の生活もある”ということを考えて転職に挑んでもらいたいと思います。

長々お読み頂きありがとうございました。

管理人:慎一郎

§:この記事を書いた人!
shinichiro・著者・職業:慎一郎 40代現役理系技術エンジニア @shinichiro_tw
・業種経歴:不動産・インフラ系総合開発コンサルタント会社等
・転職回数3回:5年、8年、5年勤務した後、現在4社目理系企業へ!
本業の設計計画業務を行う傍ら、全然関係のない中途採用応募者の書類審査と面接を担当。このブログで中途採用現場の裏事情と転職にタメになる記事を執筆中です。

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