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元請け企業へ転職できなかった方が考える第2の選択方法!別目線からの企業選択方法

元請け企業と下請け企業 ■転職で成功する人と失敗する人の違い
この記事は約11分で読めます。

今の会社を辞めて転職しよう・・・そう思ったときに脳裏を過ぎるのが、大手企業はもちろん”元請け企業に転職できるか!”、できれば元請け企業へ行きたい!という思考です。

どうせ転職するなら今の就業環境より良いところ!今の会社より年収が高いところ!に転職したいという思考から、元請け企業と下請け企業の違いを見比べますよね。

もし可能であれば、誰だって下請け企業より、年収や福利厚生に恵まれた元請け企業へ行きたいと思うのは当然のことです。

ただ転職の現実を見ると、元請け企業に勤めていた方がすんなりと別の元請け企業へ転職できるのか!と言うとそうでもなく、逆に下請け企業勤務の方が元請け企業に選ばれて内定することがよくあります。

実際に私がこの数年間、中途採用担当者として携わってきたなかで、元請け企業からの応募者は採用せず、下請け企業からの応募者を採用することがけっこうあります。

転職にはこういった両企業に勤務する各々に逆転劇が起こることがよくあります。

前職が元請け企業だった!というのはタダの有名企業ということだけのことであって、選考にはあまり関係ない話ですし、こちらが知りたいのはあくまで前の会社で何をやってきたか!ということです。

ちょっとキツイようですが、今回のお題は、元請け企業に勤務される方のなかに、なぜ同じ元請け会社なのに応募企業から内定がもらえない人がいるのか!という点と、下請け企業勤務の方がなぜ元請け企業に採用されるのか!といったこの2点についてお話します。

元請け企業へ転職したい転職希望者の双方の思考と転職活動!

元請け会社と下請け会社に勤務されている方、双方の転職志向には違いがあります。

これは長年、中途採用担当者として応募者と面接を繰り返しているからこそ、肌で感じることだと思います。

元請け企業に勤めている方は一言で言うと、”高飛車の方!”が多いですよね~。

実際に”元請け企業に勤めている!”という実績がありますから、そのあたりが面接の際に出てくるのでしょう。

が、何を勘違いされているは分かりませんが、ある意味、”元請け企業勤務は自分のスキル、ステータスだ!”と考えている方が多いように思います。

非常に残念ですし、発言で損をしています。

かたや下請け企業に勤めている方は、今まで付けた自分のスキルを生かして、”スキルアップしたい!”と考えて、本気で応募してきている方がほとんどです。

こういった方を不採用にするには、正直忍びないです。

分かりやすい言い方をしますと、元請け社員の方は”転職の本当のむずかしさ!”が分かっていない方が多いですし、下請け企業勤務の方は、ある意味、転職の本当のむずかしさを知っている!ということです。

とは言え、この双方の思考は私にも経験があります。

私も新卒時の会社は準大手(今は大手です)で、上場もしている100%元請け企業でしたし、転職する際には今の会社より企業レベルは下げたくない!、野に下ってまで下請け企業には入りたくない!といった思いを持っていました。

私も今でこそ100%元請け企業に勤めていますが、転職2社目に入社したときには100%元請け企業でしたが、業績悪化で最終的には7割方は元請け仕事で、残り3割は下請け仕事をしていました。

なのでこの転職希望者の元請け・下請けを選ぶ思考は良く分かります。

元請け社員が転職先に元請け企業を求める大きな理由と現実!

これは当たり前と言えば当たり前ですが、理由の多くは”元請け企業の方が安定している!”ということと、”下請け企業と忙しさの度合いが違う!”という点ですよね。

それが引き金になっているのか、元請け企業に勤めている方がもし転職しようと考えたら、100人中95人は転職先を元請け企業ベースで考えると思います。

残りの5人は業界に嫌気が差して、見切りを付けた方です。

何はともあれ95人の目先にあるのが、福利厚生に手厚いあの味が忘れられないからで、転職するにしても”会社レベルを下げたくないモード!”に入っているわけです。

元請け企業

”じゃ転職しなくても良いじゃん!”って話ですが、別の元請け企業へ転職すれば就業状況も改善されるし、今の福利厚生も維持できる!その頭の先には”元請け会社の方が忙しくない!”と思い込んでいるからです。

これって”甘い!”と思います。現実的な話をするとこれは大間違いですよね。
この記事を読んでウンウンと笑っている方も多いでしょう。

ちまたでメディアに優良企業の良い面ばかりが取り出たされていますが、忙しくない元請け企業なんてほんの一握りですし、私の業界(建設設計)でも下請け企業より元請け企業の方が就業時間が長いです。

下請け企業に回す仕事の段取りを付けないと、ヘタすると下請け企業に逃げられるし、やらないと仕事自体が回らないからです。当然、仕事量が多くなりますよね。

ただ中にはこれから外れた金融業や電子機器メーカーなど、休みをふんだんに使える企業もあるので、元請け企業勤務の方はそのわずかな可能性を求めて元請け企業に固執しているわけです。

メディアでそればかりが取り出たされているので勘違いされている方が多いのでしょう。であれば一度、嘘でも転職サイトから企業の求人へ申し込んで見てください。

参考転職サイト: リクナビNEXT  : DODA

ほとんどの方はこれで転職の現実が分かると思います。

ただ元請け企業の社員は、今までの元請け企業としてのレベルは維持したい!でも忙しさだけは改善させたい!・・・

そう思うのも無理はありません。今までの環境がそうでしたからね。

結局、元請け企業に勤めている転職希望者は、転職するにしても自分で応募する転職サイトよりも、転職成功の確実性が高い「転職エージェント」にその答えを求めて、勤めている会社のネームバリューを使って可能性を高める賢いやり方をするわけです。

確かに賢いやり方です。でも実際のところ、それが叶う方はほんの一握りです。

今の日本企業の約8割は下請け企業ですから、いくら元請け企業の経験があっても、中途採用における狭き門は一向に変わらないわけです。

下請け社員が転職先に元請け企業を求める大きな理由!

今度は下請け企業に勤めている方の話です。

下請け企業に勤めている方の転職思考はポジティブで、一歩上を目指しての元請け企業と優良下請け企業の両方を選択肢に入れて転職活動をします。

(*:優良下請け企業については以下でお話します)

もちろんその先には”安定企業!”という文字がありますので、誰でも元請け企業に一度はチャレンジしているはずです。

私も今の会社(準大手企業)に転職するしたときはそういった考えで、”ステップアップで上に上がるにはどうすれば良いか!”を考えて、ただ闇雲に企業に応募するのではなく、今の自分の市場価値と照らし合わせて物事を考えていました。

適性検査LP

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*:この市場価値診断は、今の自分の置かれている社会的市場価値が良く分かります。
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今の自分に置かれた身の丈とスキルを天秤に掛けて、元請け企業への転職成功の可能性を模索して、2回目の転職時は転職サイト、3回目の転職時は転職エージェントをフルに活用して活動していたわけです。(2回目は中小企業に行きました。元請けですが)

結果的にこれらの転職サイトと転職エージェントを使って転職に成功しましたが、そこには”守りと攻め!”を共存させた転職活動があったからだと思っています。

こういったことは、何度も転職失敗を繰り返した転職活動後期に大枠で分かるようになります。(転職活動にも停滞期はあるので、ここで焦らないことです)

”転職活動はこうあるべき!”みたいなお手本はありませんが、もし攻めるなら、今まで付けたスキルを中途採用担当者から最大限評価されるだけの武器を付けることです。

参考に私が面接で行ったのは確か・・・こういった歯の浮くような台詞です。

慎一郎
慎一郎

御社の○○部門の○○の領域で技術強化ができれば、年間約○○%の売り上げ増が見込める試算となります。この○○領域は課題となっている高齢化社会に向けてのインフラ整備には不可欠なものになりますので、ぜひ現職で培った私の技術を使っていただきたく存じます・・・

てな感じだったと思います。(笑)

企業実績の少ない下請け企業勤務の方が、元請け企業の中途採用担当者に評価されるためには、こういった悪意のない別目線からの企業診断と、”攻め!”で評価されるアピールバランスを考えて、よりインパクトのある受け答えをすることが大事です。

面接時の過度の発言はご法度ですが、正直、私はこういった形で示されるプロセスアプローチを理路整然と話される方には感動するタイプです。(笑)

元請け会社への転職のむずかしさと成功する下請け企業の選択

先ほども述べたとおり、今の日本で”100%元請け企業!”と呼べるのは、日本企業全体の約20%程度しかありません。

私の業界(建設関係)でも約20%程度ですし、目まぐるしい進歩を遂げているIT企業ですら約26%程度です。
リンク: IT産業における下請の現状・課題について – 経済産業省

転職市場の話をすると、その約20%の元請け企業のうちの数%が、転職サイトや転職エージェントに募集を掛けて優秀な人材を探しているわけです。

もともと元請け企業は大手ですから、求人数は全体数からしてパイが少ないですし、タイミングや時期的なものもあります。

なので結果は見えていますが、ものすごい競争率!倍率になりますよね。

当然のことながら、その数%の中に元請け企業経験者と下請け企業勤務の方から応募が殺到するわけです。

それに求人企業の80%は中小企業で占められていますが、中小企業になればなるほど下請け企業は増えますし、元請け企業があったとしても100%元請け企業と呼べるのは思ったより少ないです。

中小企業のほとんどは大手企業に依存しているからです。

絶対数の数%しかない狭き門なわけですから、ここで勝ち残れる方は前職関係なく、やはり武器を持った方です。(武器とはスキルと経験とノウハウです)

以前このブログで、F1で勝つために転職してきた|中途採用担当者を唸らせた情熱と決意の言葉という、本田技研工業へ転職された方の記事を書いていますが、まさにこういった方が採用されるわけです。

なので元請け企業経験が長いのに”元請け企業に応募しても書類審査で落とされる!”という方は、自分の中に何が足りないのか調べて違った方策を考える必要があります。

勤めている企業のネームバリューは盾にはなってくれませんし、何の効力もありません。
だいいち、応募企業側にリファレンスチェックをされたら、そこでもうバレますからね。

こういったF1活動に参加するために転職する方と肩を並べるほどの熱意と努力が必要になるわけです。

こういった感覚は私の会社含め、どこの企業でも同じだと思います。

ビジネススキルや経験もそうでしょうし、履歴書・職務経歴書、自己アピール書に至っても何かが足りないのだと思います。

最悪なのは募集要項と照らし合わせて、自分の経験がその要項を満たしていないケースです。そうであればこれは誰でも思うとおり、前職どうあれ絶対に採用はされません。

もし履歴書・職務経歴書関係で何かが足りない!と感じたら、以下の記事を参考になさってください。

ワンランク上の職務経歴書と疑問だらけの職務経歴書の書き方
履歴書は企業側に次の職務経歴書を読ませたくさせるためのもので、職務経歴書は企業側に自身の経歴を共感させるためのものです。職務経歴書の書き方には編年式や逆編年式、キャリア式がありますが、転職回数によってはメリデメが生じます。

ここまでいろいろと書いてきましたが、ただ審査で落とされても自分を卑下しないことです。そこで落ち込んだら自分の望む転職がさらに遠のいてしまいます。

とにかく焦らないことです。

企業に応募した段階で自分より超優秀な人材がいたということですし、自分の中に誰しもが強みがあるわけではありませんから、これはある意味仕方のない話です。

これにメゲず諦めずに次のやり方を探す算段をすることです。

元請け企業に転職したいなら目先を変えるのも選択肢のひとつ!

ただどうしても元請け企業に転職したい!のであれば、目先を変えて考えてみるのもひとつの方法です。

この方法は、大手元請け企業に転職ができなかった方へご提案になります。

最近話題になったトヨタ自動車を例に出しますが、トヨタ自動車には車体部品を供給している「アイシン精機株式会社」や、ほとんどの車種にヘッドライトを供給している「小糸製作所」や「スタンレー電気」などが参入しています。

どちらも有名な企業ですよね。ある面独立した元請け企業ですが、でもこの企業も厳密に言えば、株主どうあれ、トヨタ自動車に部品を供給している下請け企業です。

されどこの下請け企業は上場もしているし、新たな分野に進出している安定企業です。

こういった下請け会社は、トヨタ自動車の製造過程でなくてはならない企業ですし、トヨタにはこれを自社ブランドで製造するメリットはないので、こういった形で参入する企業はもはや下請け企業ではないですよね。

そういった目線で見れば、一次下請けレベルとは言え、その下にぶら下がっている二次下請けレベルくらいまでは、”元請け企業への転職!”に加えられる企業だと思います。

元請け企業に拘るのも分かりますが、大手元請け企業の下請けをしている企業も、こういった思考で考えれば、十分、転職対象企業になると思います。

自分の置かれている立場と、より良い転職に成功するに値する下請け企業と捉えれば、選択肢のひとつになるでしょうし、そういった見方をすれば自分の中で自ずと答えが出ると思います。

参考転職サイト: リクナビNEXT  : DODA

元請け企業へ転職できなかった方の第2の選択方法(まとめ)

私も若かりし頃、転職の度に今より良い企業!今より活躍できる企業へ転職!といったことを考えていました。

私の場合、結果的にはほとんど元請け畑の企業を渡り歩いていましたが、実際のところ、上の延べた「アイシン精機株式会社」みたいな企業でも良かったとは思います。

人それぞれ会社選びには拘りがありますが、私が言えるのは”後々公開しない転職をする!”ということです。

妥協して会社を選んでも、自分の心は誤魔化せるものではない!ということです。

正直に言いますと、転職活動をしている間はそのことは覚えていますが、転職活動中は目先のことや焦りもあり、考えと行動が伴っていないことが多かったですよね。

ただ転職の成功は、今のポジションを新たに得て維持するものではなく、スキルアップする自分を夢見て行動するものです。

むずかしい問題ですが、誰でも一度は通る道です。
皆様の転職のご成功をお祈りしております。

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