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年収アップ目的の転職は失敗する|年収が増えない3つの理由!

転職失敗■転職で成功する人と失敗する人の違い
この記事は約9分で読めます。

転職を考えている方で、”仕事がきつい!”、”給料が安い!”いった労働時間の拘束と給与報酬を天秤に掛けて転職に踏み切る方がいます。

今の自分の置かれた立場とスキルで費用対効果(労働時間対給料)を考えたときに、”割に合わない!”と感じてのことですよね。

条件の良い会社に転職すればもっと年収が増える!・・・そうかも知れません。

でも私のまわりでは、”今の就業環境より楽に仕事ができて給料が高くて!”との思いで転職した人の中に、給料面で成功した例はほとんどなく、むしろ同等かそれ以下の人が多いです。

転職すればもっと年収が増える!・・・

どこか勘違いをされていませんか?

年収を増やしたい気持ちは誰にでもありますが、ただ年収アップだけを考えての転職は必ずしも成功するとは思えません

今回のお題は、良い条件で転職を果たしたのに年収が上がらない!その3つの理由についてご説明します。

転職で年収が上がらない理由(その1):社員の7割は管理職にはなれない!

まず会社の給料はどういったときに上がるのか?どういったタイミングで上がるのか?についてご説明します。

年収ベースだけを考えると、大手企業と中小企業を比較した場合、大手企業では年齢を重ねて役職(管理職)に就いた時に一気に差が出ます。

逆に若手・中堅社員の非管理職の年収ベースは、福利厚生部分を除いて大手だろうが中小企業だろうが、そんなに大きく変わるものではありません。

今は”日本の会社員の約7割が課長職以上になれない時代!”です。

会社生活を生涯、非管理職で過ごす人で溢れている!ということをお忘れではありませんか?

年収を上げるなら非管理職から管理職になることです。
言い換えるなら、この条件が揃う会社へ転職した方が年収は上がる!ということです。

参考転職サイト: リクナビNEXT : DODA

転職して役職に就けるのでしたら年収アップの可能性は高いですが、転職しても役職に就けない以上、他の会社に移っても給料面では思った以上に優遇されないわけです。

これは今も昔も変わりませんね。言い換えるとこれが”社会!”というものです。

給料を上げたければ役職付きになるのが手っ取り早いですが、課長職未満では残業代に頼るしか年収ベースは上がりません。今より働け!ってことでしょう。(笑)

慎一郎
慎一郎

会社員のほとんどは労働時間と給料とのバランスに不満を持っていますが、それを割り切れるかどうかです。

ここで会社員が今勤めている会社の「給料や手当てに不満を持つ要因」を一度おさらいしましょう。

会社員の給料面で不満に思う要因!

<会社員の給料面で不満に思う要因!>

  • 残業がカットされる
  • 働いた割りにもらえる額が少ない
  • 業務の拘束時間が長い、給料に見合わない
  • 「みなし残業」扱いにされている
  • 「裁量労働制」を楯に残業代が削られる

こういった不満はどこの会社にも燻っていますよね。

そう、これから転職しようとしている会社も多少の差はあるでしょうが、これとほとんど同じようなものです。

非管理職では転職しても年収アップにはつながらない!

ここで典型的な失敗例?を挙げますね。
今私が勤めている会社の総務、営業畑のことです。

私の会社でも、同じ忙しさなら”給料が高い方が良い!”といって会社を辞めて行く庶務・総務、営業の文系卒社員がいます。

今時点で役付でもなく、まして管理職でもない人間が、目立ったスキルもなく給料面だけを理由に転職するわけです。

もう私には先が見えていますよね。

庶務・総務、営業の役付ポストって、技術系部署とは違って数限られていますよね。

こういった管理職経験のない人間が、ほかの会社に移っても管理職採用はまずないでしょうし、年収面でも優遇されるはずもありません。

ただ単に人手不足で採用されるだけです。

採用され方が悪い!というわけではありません。ただそういった形での転職に、目立つほどの給料アップ、年収アップって期待できませんよね。武器が何もないからです。

結局、良い条件を提示されて転職しても、蓋を開けるとさほど給料が上がらず、むしろ下がって後々後悔しているようです。

”働き対報酬!”のバランスに不満タラタラで、会社を辞めたくなる気持ちは分かりますが、でもこういった形で転職したからといって、給料が上がることはほとんどありません。

他の会社に転職しても年収アップにつながることはほとんどない!

私も今の会社を含めると4社にお世話になっていますが、転職時に目立って年収が上がってもいないし、むしろ年収が下がったときもありました。

年収が上がり始めたのは、やはり転職先で管理職になってからでしたよ。

転職しても給料が上がらない理由(その2):手当てに含まれる見なし残業と裁量労働制

働きに見合った給料をもらいたいと思うのは誰でも同じです。

ご存知でしょうが、日本の企業は「法定労働時間(1日8時間、1週40時間)」と、会社と組合が結ぶ「36協定(年間最大360時間)」のおかげで成り立っています。

この「36協定」がけっこう曲者で、一見、遵守しているように見せ掛ける「見なし残業・裁量労働制」で仕事を回している企業がほとんどです。
(*「見なし残業・裁量労働制」は違法ではありません)

みなし残業:賃金や手当ての中に一定時間分の残業代を含ませておく制度
裁量労働制:一定の仕事を完了させるまでに掛かる残業代の部分額(”給料に月○○時間の残業を含む”ってやつです)

転職を考えていざ転職サイトを見ても、多くの企業がこの「見なし残業・裁量労働制」に触れずに、年収○○○~○○○円とだけ書かれていますよね。

参考転職サイト: リクナビNEXT : DODA

この隠れた「見なし残業・裁量労働制」を知らずに、給料ベースだけを見て”おっ!この会社は給料が高い!”と勘違いする方もいるわけです。

以前私の勤めていた会社も似たようなもので、この「見なし残業・裁量労働制」を変則的に採用していました。

「36協定(年間最大360時間)」を超えた分を、「見なし残業・裁量労働制」で補うやり方です。

時間外・休日労働に関する協定届である「36協定(年間最大360時間)」をメクラましにして働いていて、気がつけば月に残業が200時間を平気で越えることもありました。
(*36協定では月最大45時間までです)

もちろん技術系の仕事は、「36協定」内では絶対に終わらないわけです。

「36協定」枠を超えた分はサービス残業になりますが、ただこれには会社にも言い分と理由があります。

つまり「36協定」で支払われる残業代は、ただ時間を費やした分がもらえるという意味ではありません。

会社としては、掛かった残業時間に見合う成果を上げた場合には”文句なしに支払う!”と考えていますが、成果が形として現れないものに費やした残業時間は”無駄だ!”と考えています。

そこで会社の言い分としては、サービス残業分をこの「見なし残業・裁量労働制」という名の下で片付けてしまうわけで、多くの企業もこのやり方を取っています。

でもこれって分かりますよね。

「ぶらさがり社員」が1日の規定の時間に勤務し、残業時間に入っても何もしないでただ残業代がもらえる「いるだけ残業」、「生活残業」みたいな社員にまで、会社は残業代は払えないわけです。

慎一郎
慎一郎

日本の企業は成果主義ですから、これはある意味正論だと思います。

いかがですか?”転職しても給料が変わらない!”というのはこういった会社の給与体系にもあるわけです。

そう考えると同じ業種に移っても、今勤めている会社と給料面ではさほど変わらなくなると思いませんか?

”転職しても給料が変わらない!”というのは、「見なし残業・裁量労働制」が大きく関わってくるので、求人票に載っている年収ベースには、こういった裏があることも調べて転職活動をなさってください。

参考転職サイト: リクナビNEXT : DODA

クリーンな会社ばかりが「転職サイト」に載っているわけではありません。聞きづらいでしょうが、面接時に直接企業に聞いてみる方法もありますよ。

もし転職エージェントを使っているなら、キャリアアドバイザーに確認すればすぐに分かるはずです。

参考転職エージェント リクルートエージェント マイナビエージェント パソナキャリア

転職しても給料がそんなに変わらない3つ目の理由!

”どうせ転職するなら少しでも年収アップにつながる会社を選びたい!”・・・そう思うのは人としての人情です。

中には子供が生まれて”給料アップしないと生活が苦しくなる!”といった方もいると思います。

生活家族

ただ先ほども述べましたが、転職してすぐに給料が上がったり、今までの自分の役職や立場に付けるほど会社は甘いものではありません。

なぜ給料がすぐに上がらないかご存知ですか?

転職しても給料がそんなに変わらないもうひとつの理由として、入社先の人事制度が挙げられます。が、これはもう受け入れるしかありません。

転職先での給料は「人事考課」でほぼ決まっている!

入社仕立てのあなたは、会社側からすれば”タダの新参者!”としか見ていませんし、「即戦力」で採用したけど”実績と能力はまだ未知数!”といった扱いの入社なはずです。

内定をもらった段階で、企業側から給与体系について説明を受けていると思いますが、思ったより給料が上がらない!と感じていませんか?

むしろ下がっていても内定を受け入れた方もいると思います。

それは社員の給料を決める「人事考課」というものがあるからです。

どこの会社でも社員を評価する「人事考課」というものがあります。

人事考課で決まる職責ランクは、年齢と能力考課、業績考課などで決まり、そのランクで給料が決まります。

慎一郎
慎一郎

人事考課・・・通信簿みたいなものです

実績と能力をまだ証明していない入社仕立てのあなたは、通常、年齢による職責ランクの底辺からのスタートになるのがお決まりです。

仮に「即戦力」を認めて職責ランクを上げてしまうと、同世代の社員との給料バランスが崩れてしまうし、年齢以上のランクの方と肩を並べることにもなりますからね。

転職しても給料がそんなに変わらないもうひとつの理由として、「人事考課」による同世代の社員との給料バランスがあるわけです。

目先の給料アップを目的とした転職は必ずしも成功しない!(まとめ)

いかがでしょうか?会社でもらう給料は「36協定」と「人事考課」で決まると言っても過言ではありませんが、給料アップ目当てで転職しても給料がさほど変わらないこともお分かり頂けたと思います。

給料を上げる目的で転職したってやることは同じですし、精神的、肉体的な疲れの連続に変わりありません。

悪いことは言いません。

くれぐれも”やってみる価値はある!”的な行動は慎むべきだと思いますし、もし給料アップだけが目的でしたら、完全異業種の稼ぎやすい職種も視野に入れても良いと思います。

私なら給料よりも会社の質の方を優先させて、”年収アップは後から付いてくる!”という考え方で転職します。

参考転職サイト: リクナビNEXT : DODA
§:この記事を書いた人!
shinichiro・著者・職業:慎一郎 40代現役理系技術エンジニア @shinichiro_tw
・業種経歴:不動産・インフラ系総合開発コンサルタント会社等
・転職回数3回:5年、8年、5年勤務した後、現在4社目理系企業へ!
本業の設計計画業務を行う傍ら、全然関係のない中途採用応募者の書類審査と面接を担当。このブログで中途採用現場の裏事情と転職にタメになる記事を執筆中です。

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